Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)は、中古買取市場でも人気が高く、買取率も非常に高い傾向にあります。また、状態が悪い商品でも需要があるため、買い取ってもらえないということはほとんどありません。
ヴィトンを処分する場合は、買取業者に買い取ってもらうのがおすすめです。
ここでは、少しでも高く買い取ってもらうための方法を3つ紹介します。
目次
ヴィトンを高く買い取ってもらう3つの方法
1円でも高く買い取ってもらうためには、極力キレイな状態で、付属品を揃えて持ち込み、そして複数の業者で査定額の比較を行うことがポイントです。
1.極力キレイな状態で売る
高額査定を得るための一番のコツは、いかに状態をよく見せるかということ。
買取店に持ち込む際には、できるだけキレイにして商品を持っていきましょう。
たとえばバッグの保存状態に関して、査定でチェックされるポイントは以下のとおりです。
- 色焼け
- 表面の光沢
- 破れ
- 糸のほつれ
- 型崩れ
- 金具の錆び
- 角スレ
- 水濡れ
- 汚れやカビ
- ベタつき
- 臭い(香水やタバコ)
角スレなどは、普通に使用していれば必然的に生じるものなので仕方ありません。
しかし、明らかに目に見える汚れや型崩れ、臭いなどは自分でもいくらか改善できます。
型崩れに対しては、査定に行く前の何日間かものを詰めておくことである程度直すことができます。
臭いについては、天日干ししたり、風通しのよい場所に置いておくとよいでしょう。ただし、あまり長時間の天日干しは色焼けに繋がるため注意です。
目に見える汚れやホコリは乾いた布で落としましょう。市販のカバン用クリーナーなどを使うとかえって商品に悪影響を与える可能性があるので、避けたほうが無難です。
もっとも、新しくて状態のよい商品を売るに越したことはありません。流行の移り変わりの激しいファッションアイテムの市場においては、基本的に製造年が古ければ古いほど査定額も落ちるので、売ると決めたらなるべく早く売ることが大切です。
2.付属品を揃えて持ち込む
ヴィトンの商品を購入するときには、さまざまな付属品が付いてきます。そうした付属品を余さず査定に持ち込むことは、高額買取のための重大なポイントです。特にバッグの場合、財布や小物などに比べて、付属品の有無が査定額に大きく影響します。
付属品としては以下のものが該当します。
- 布袋
- パドロック(南京錠)
- クロシェット(鍵入れ)
- ショルダーストラップ
- ミニポーチ
2wayバッグのショルダーストラップの予備や、大きなバッグに付いているミニポーチなどは、あるかないかで査定に1万円程度の差が出ます。
ヴィトンのロゴの入ったクロシェットも重要な付属品で、ない場合には5,000円程度減額される可能性があります。ヴィトンのバッグを購入したら、そのときに付いていた付属品はすべて失くさないように心がけたいものです。
3.複数の買取業者を比較する
未使用状態での買取価格は、どこの店でも定価の70%程度でほとんど変わりません。ですが、ある程度使用された中古品の場合、買取店によって評価の仕方が異なります。
そのため、初めに持ち込んだ1社にそのまま買取してもらうことは得策ではありません。できるだけ多くの業者に査定をしてもらい、査定額を比較することが賢いやり方です。特に定価が高い商品の場合であれば、5万円以上の差が付くこともありえます。
また、なかには修復して販売するための強力なルートを持っている業者もあります。そうした業者なら、痛みの激しい商品であっても他店より高額買取が期待できるでしょう。
業者を比較する際には、複数の買取業者と提携している査定額比較サービスを利用するのが便利ですよ。
定番デザインのバッグが最も高く売れやすい
全体的に高価で買取されるヴィトンの商品ですが、その商品の中でも特に高額での買取が期待できるものがあります。
それはバッグ、中でも定番のデザインのものです。
以下で詳しく解説いたします。
一番高く売れるのはバッグ、次に財布
ヴィトンの商品の中でも特に需要が高いのは「バッグ」です。
中古品でも比較的状態が良いものは、定価の30%の買値がつくことが平均的。
30%といってもヴィトンのバッグは定価が高いので、多くの現金に換えることができるでしょう。
次いで需要の高い財布の買取率は平均25%程度。財布の場合は、バッグよりも商品の状態が重要視される傾向にあります。
アパレルや腕時計は10%程度の買取率なので、いかにバッグが高く売れるのかが分かるのではないでしょうか。
需要が高いラインは定番の「モノグラム」「ダミエ」
人気の高いラインのアイテムかそうでないかによっても査定額は変わります。
最も人気が高いのはやはり定番の「モノグラム」と「ダミエ」。
同じ型で同様の状態のバッグでも、これら定番ラインの商品は買取価格が高くつきます。
使い勝手のいいモデルが人気
ヴィトンのバッグにはさまざまなモデルがありますが、なかでも高額で売れるのはやはり普段遣いに優れた形、サイズのものです。
定番の「ネヴァーフル」「アルマ」「スピーディ」といったモデルは需要が高く、40〜50%での買取も可能です。
ネヴァーフルは定番ラインのものなら15〜17万円前後が定価なので、平均的に6万〜8万前後の買値がつくことが期待されます。
限定アイテムは定価以上での買取も
たびたび有名クリエーターとのコラボ製品を発表することでも話題を呼んでいるヴィトン。そうしたアイテムは奇抜なデザインであることも多く、需要が限定されるため、必ずしもすべてが高額で買い取られるわけではありません。
しかし、特に人気の高いコラボアイテムは定価以上で買い取られることもあります。
近年ではシュプリームとのコラボ商品や「セレブレーティングモノグラム」プロジェクトでクリスチャン・ルブタンがデザインしたものが非常に人気が高くなっています。
シュプリームとのコラボ商品は定価の3倍以上に高騰したものもあるほどプレミアが付いています。
日本発のアーティストである草間彌生や村上隆とのコラボアイテムも高額で取引されるアイテムです。
ヴィトンはぼろぼろでも買取可能
ルイ・ヴィトンの製品は需要が安定しており、もっとも高額で買い取ってもらえるブランドの一つです。
ぼろぼろでも取引可能なため、処分する際には捨ててしまわず、買取業者に持っていくことがおすすめ。その際には、できるだけキレイにして、付属品をつけ、複数の業者に査定してもらうことが肝心です。
特に定番ラインのバッグなら、思った以上に高く売れる可能性がありますよ。