ダイヤモンドの買取知識

【一読で桁違い!?】ダイヤモンドを高く売るために必須な5つの知識

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    ダイヤモンドを高く売りたい・・・でもどうすればいいの?

    宝石と言えば何を思い浮かべるでしょうか?
    大多数がダイヤモンドと答えるでしょう。

    女性は勿論、男性をもその輝きで魅了してしまうダイヤモンド。

    リングやネックレス、ブローチ等、様々なものについているので、持っているという方は多いでしょう。

    しかし、購入したり過去に頂いたものの、思ったよりつける機会がない、デザインに飽きてしまった等、様々な理由で眠ったままになっているダイヤモンドがあるという人も珍しくありません。

    ダイヤモンドを売りたい・・・でもどうしたらいいの?

    そんな方の為に、ダイヤモンドを高く売るコツを紹介します。

    1.ダイヤの情報を集める

    diamond jyouhou

    折角のダイヤモンド、安く買い叩かれてしまうなんて嫌ですよね。
    買い叩かれてしまうのを避ける為にも情報集めは必須です。

    ではまず、基本的な情報から知っていきましょう。

    ①ダイヤモンドを知る

    まずはダイヤモンドについてです。
    4Cという言葉を聞いたことはないでしょうか。

    カラット、カラー、クラリティ、カットからなる、ダイヤモンドの美しさを評価する為の目安となるものです。

    ・カラット

    カラット(carat)とは重さのことです。
    ctまたはcarと表示されることが多く、
    1ct=0.2g程になります。

    諸説ありますが、0.2ct以下のダイヤモンドは「メレダイヤ」と呼ばれることが多いです。

    基本的にメレダイヤは主役の大粒のダイヤの周りに添えられています。

    多くのメレダイヤが添えられていることも多く、通常その一粒一粒に鑑定書がつくことはなく、一粒の価格もさほど高くありません。

    しかし、メレダイヤも「ダイヤ」です。
    中には品質の高いものもあり、メレダイヤも高く売れることがあります。

    メレダイヤだけで完成されたものもありますが、きちんと鑑定を行ってから査定額を提示してくれる所では、高く買い取ってくれる場合があるので、メレダイヤだと言って諦めないようにしましょう。

    ・カラー

    カラー(color)は色のことです。
    ダイヤモンド=無色透明のイメージが強いですが、中には黄色っぽいものもあるんです。

    ダイヤモンドの色は23段階、D~Zに分けられます。

    DEF     =無色透明
    GHIJ    =ほぼ無色
    KLM     =ほんのり黄色
    NOPQR   =薄い黄色
    STUVWXYZ=黄色

    となっていて、無色なもの程高価になります。

    しかし、黄色のものでも綺麗なものは「イエローダイヤ」と呼ばれ高価になります。

    天然で高価なものばかりではなく、人工で作られた価値の低いものが多く出回っていて、見極めが難しいことが多いです。

    天然のイエローダイヤは無色透明より希少な為、非常に高値がつきます。

     

    高価な色付きの天然ダイヤですが、イエローの他に、レッド、ピンク、オレンジ、グリーン、ブルー、パープル、バイオレット、ブラウン、ホワイト、グレー、ブラック等様々です。お店などに持ち込む場合は直前に鑑定書を発行してもらった方がいいでしょう。

    ・クラリティ

    クラリティ(clarity)は透明度のことです。
    ダイヤモンドの中には傷や内包物が見られることがあります。

    もちろん、透明なものの方が高価になります。

    ダイヤのクラリティは希少価値が高いものから順に、

    FL(フローレス)
    10倍に拡大で内包物無し、無傷である。

    IF(インタナリーフローレス)
    10倍に拡大して内包物無し

    VVS(ベリーベリースライトリー)
    10倍の拡大では内包物の発見が難しい

    VS(ベリースライトリー)
    10倍の拡大で内包物の発見が多少難しい

    SI(スライトリーインクルーデッド)
    肉眼は難しいが、10倍に拡大で内包物を発見

    I(インクルーデッド)
    肉眼で簡単に内包物を発見

     

    の6段階評価で分かれています。

    FL、IFのものは殆ど市場には出回りません。

    基本的にSI以上であれば綺麗なダイヤモンドに見えるでしょう。

    ・カット

    カット(cut)は形状です。
    唯一、人の技術が関わるグレードになります。

    最もポピュラーなものはラウンドブリリアントカットといい、聞いたことのある人も多いでしょう。

    58面体で、ダイヤモンドの輝きを最も引き出すカットだと言われています。

    カットは下記の5段階評価に分けられます。

    Excellent(エクセレント)
    最高級のカット

    VeryGood(ベリーグッド)
    光学的にも理想のカット

    Good(グッド)
    理想的なカット

    Fair(フェアー)
    やや劣るカット

    Poor(プワー)
    劣るカット

    カットバランスの良いExcellentの中にはハート&キューピットと呼ばれ、8個のハートと8本の矢が現れます。

    カット、対象性、研磨の状態がExcellentのものは3EX(トリプルエクセレント)と呼ばれ、ハート&キューピットのものよりさらに希少とされています。

    ②相場を知る

    ダイヤモンドにも相場があります。

    ①で挙げた4cが分かっている、もしくは鑑定書(ダイヤモンドグレーディングレポート)をお持ちの方は調べやすいです。

    インターネット上には様々な相場シュミレーションツールがあります。

    その時の需要と供給、為替相場等、経済の影響を受け、日々変動するので確実な数字を出すのは難しいですが、おおまかな相場さえ知っていればそう買い叩かれてしまうこともないでしょう。

    ③売り時ってあるの?

    基本的にはないと言えるでしょう。
    ダイヤモンド自体に価値があるため、傷がついてるなどの理由がなければずっと価値のあるのがダイヤモンドの特徴です。

    しかし、その時流行のデザインのものを衝動買いしてしまったけれど思ったより着けない、などの理由の場合は早めに売ってしまった方がいいでしょう。

    2.ダイヤモンドの鑑定書を知る

    diamond kanteisyo

    1で沢山出てきた「鑑定書」と言う言葉。

    鑑定書がないと売れないの?と思う方も多いでしょう。

    ダイヤモンドを購入した時についてくることが多い鑑定書ですが、紛失してしまった、もらいものなのでそもそも持っていない、など様々な理由でお手元にない方もいるでしょう。

    じゃあ、鑑定書のないダイヤモンドは売れないの?

    いえ、そんなことはありません。

    鑑定書とはダイヤモンドの成績表のようなもので、手元にないからと言ってダイヤモンドのグレードに差はありません。

    鑑定書がないと買い取れないという業者も中にはありますが、なくても問題ないという業者も多いものです。

    それでは鑑定書について知っていきましょう。

    ①鑑定書ってそもそも何?

    鑑定書とは、そのダイヤモンド自体の品質を評価したものです。

    近年、統一化しようという動きから「ダイヤモンドグレーディングレポート」と呼ばれることもあります。

    鑑定書は発行機関によって異なりますが、1で挙げた4cの他にも写真や番号など様々なことが記載されています。

    ②プロポーションレポートって?

    鑑定書をお持ちの方の中には、「プロポーションレポート」をお持ちの方もいるかもしれません。

    プロポーションレポートとは、ハート&キューピットのような高価なダイヤモンドの場合に、鑑定書に加えてつけられるものになります。

    ③鑑別書は鑑定書とは違うの?

    鑑別書なら聞いたことあるんだけど、鑑定書とは違うの?と思う方もいるでしょう。

    実は全くの別物なんです。

    ・鑑定書について

    ①で挙げたように、鑑定書とは「ダイヤモンドグレーディングレポート」のことを指します。

    つまり鑑定書とは、「ダイヤモンド」のみに発行されるものになります。

    また鑑別書は「1粒のダイヤモンド」に対して発行されます。

    鑑定書は1粒につき1万円程の値段がかかるため、複数のメレダイヤがついているアクセサリーではそれだけで値段が跳ね上がって
    しまうので通常鑑定書はつきません。

    ・鑑別書について

    ルビーやサファイヤといった、全ての宝石につけられるもので、もちろんダイヤモンドにもつけることができます。

    その宝石の種類、天然か人工か等が表記されています。

    言葉こそ似ていますが、間違えないようにしましょう。

    ④鑑定書は発行してもらえるの?

    最初に記載したとおり、鑑定書がなくても買い取ってくれる業者は沢山あります。

    しかし、どうしても鑑定書が手元にほしい!という時は、発行してもらうこともできます。

    機関によって異なりますが有料なので注意が必要です。

    ・GIA JAPAN
    4cを考案したアメリカの団体の日本支部

    ・中央宝石研究所
    Central Gem Laboratoryの頭文字でCGLとも呼ばれる日本最大の鑑定機関

    上記2つの機関であればまず間違いないでしょう。
    鑑定書は公的機関のものでなく、誰でも発行できてしまうので信頼のできる機関で発行してもらいましょう。

    3.ダイヤを価値を引き出す工夫

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    ダイヤモンドをそのまま持ち込むよりも、ちょっとしたことで査定額が上がることがあります。あとから「ああすればよかった!」とならないように、ダイヤモンドを売る準備を整えましょう。

    ①ダイヤモンドを綺麗にしよう

    そのダイヤモンド、購入した時と同じ輝きでしょうか?

    実はダイヤモンドは親油性といって、油がつきやすい性質をもっています。1度もお手入れをしたことがない場合には汚れている可能性が高いです。綺麗な方が業者の印象もいいですし、印象がいいに越したことはありません。

    それではお手入れをしていきましょう。

    手順1.チェックする

    まずはダイヤモンドを支える爪がゆるんでいないかチェックしましょう。カタカタ揺れるようであれば、お手入れ中に落ちてしまうかもしれません。

    世界一硬いと言われるダイヤモンドでも、欠けたり傷がついてしまうことがあります。

    手順2.洗浄液を作る

    ぬるま湯に中性洗剤をいれて洗浄液を作ろう。洗浄液の中に暫くつけておくと汚れが落ちやすくなります。

    石鹸などは隙間などにカスが残ってしまうことがあるので使わないようにしましょう。

    手順3.洗う

    洗浄液を歯ブラシなどにつけて優しく洗いましょう。肌に触れる部分や爪と石の間等は汚れがたまりやすいので念入りに。

    あまり力を入れてこすってしまうと金やプラチナの部分は傷付く可能性があるので気をつけましょう。

    手順4.すすぐ

    ぬるま湯の中でしっかりとすすぎましょう。水を捨てる、換えるときはメレダイヤなどがとれてないかしっかり確認してからにしましょう。

    手順5.水気を切る

    キッチンペーパーや爪にひっかからないような乾いた布なので水気を拭き取りましょう。そのあとは自然乾燥やドライヤーで乾かしましょう。ドライヤーで乾かす場合、金やプラチナは熱くなってしまうので火傷に注意が必要です。

    普段から着けたら拭くことを徹底していればさほど汚れることはないですが、汚れが気になる場合はお手入れをしてダイヤモンド本来の輝きを取り戻しましょう。

    ②付属品も持っていこう

    どのような物でも売る時に付属品がある場合の方が高値がつくことが多いです。

    鑑定書や鑑別書があればもちろん、保証書、取扱い説明書、外箱や袋等、持っていけるものはなるべく持っていくようにしましょう。

    4.ダイヤ買取業者を選ぶ

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    「ダイヤを高く買い取ります」など、魅力的な広告を見たことがあるでしょう。

    しかし、本当に高く買い取ってるかは分かりませんよね。

    せっかくのダイヤモンドですから、後悔のないような業者を選んでいきましょう。

    ①ダイヤモンド専門よりの業者を選ぼう

    「ブランドバック、貴金属なんでも買い取ります」のような業者は避けるようにしましょう。
    質屋やリサイクルショップのようなところでは、そのまま売りに出されることはほとんどなく、大体が転売される傾向があります。

    また、複数のものを扱っている業者は宝石の査定経験が少ないので、思っていたより低い値段をつけられることがあります。

    鑑定書がない場合は特に気をつけましょう。

    経験の多い宝石鑑定士がいるお店だとなお安心です。

    ②鑑定の時間

    鑑定の時間が極端に早い場合は要注意です。

    ダイヤモンドは細かいグレードに分かれているためプロでも難しいので、じっくり鑑定してくれる業者がいいでしょう。

    また、内訳を細かく、素人にも分かりやすく説明してくれる業者の方がいいでしょう。

    ③複数の業者で査定してもらおう

    宝石類は業者によって査定額が異なってきます。

    場合によっては数十万もの差がつくことがあるそうです。

    また、競合他社の多い地域では高値をつけてくれる傾向があります。

    あとで「あっちの方がよかったかも・・・」とならない為にも複数の業者で査定してもらいましょう。

    5.最後に

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    いかがでしたか?

    ダイヤモンドを売る、と一言で言っても、たった少しの差で値段が変わってきてしまうことがよく分かったでしょう。

    自分の手元にある宝石の価値を知らないと、それこそ数万円で買い取られた品が桁違いの値段で市場に流されるケースもあるくらいです。

    お手入れや情報集めはご自宅などでできますが、複数の業者に査定を出す時間がない、競合他社の多い地域まで足を運ぶのは遠方で難しい人というも中にはいるでしょう。

    そのような場合、インターネット上には一括で査定に出して結果が受け取れるサイトがあります。

    あとで「こんなところもあったんだ!」とならないように利用してみるのもいいですね。

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