ダイヤモンドの買取知識

ダイヤ買取で鑑定書無しは「価格1/3以下も」査定例一覧と解説!

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    「鑑定書の無いダイヤは安くなる?」鑑定書と買取価格の関係性をリユース業界視点で解説します。

    それでは、早速本題に入っていこう。

    ダイヤの買取価格と鑑定書の関係とは?

    まずは参考資料として2015年の調査「鑑別書が無いダイヤモンド・エメラルドの指輪」を都内周辺20社で査定した結果をご覧頂こう。

    【ダイヤモンド・エメラルド指輪の査定結果一覧】
    グラフ出典:価格差23倍も 宝石の買い取り価格はこんなに違う

    場所店舗ダイヤモンドエメラルドの指輪
    新宿A査定せず10万円
    B10万1000円7万700円
    C査定せず5万円
    D5万円6万円
    池袋E35万円10万円
    F10万円10万円
    銀座G7万円10万円
    H10万円14万円
    I14万3000円15万円
    J25万円20万円
    台東区御徒町K11万円9万6000円
    L15万4500円13万4000円
    M13万円12万円
    N17万円15万円
    新橋O16万9000円7万1945円
    P14万3000円5万円
    北区Q10万円3万1000円
    埼玉県川口市R10万円12万円
    千葉県浦安市S1万5000円1万1000円
    江東区T5万400円9万1948円

    表を見ると、1/3どころではない大きな差額が明らかになった。
    「こんなに差額があるのか」と驚いた方も多いだろう。

    しかし結果から先に言うと、
    「ダイヤ鑑定書の有無は買取価格と本来全く関係ない。」

    なぜ価格とは無関係なのに安くなるのか?
    鑑定書が無いダイヤを適切に評価できるお店が少数だからだ。

    ということは
    鑑定書の有無より、ダイヤを適切に評価できる業者を探すことが最重要。

    ダイヤモンドを含めた宝石鑑定は、高度な専門知識を求められるジャンルのため、「査定士が自信を持って評価できない」ということが多々起きる。

    つまり、「価値を見誤って損失を出すリスクを回避するためにも、一応安めに見立てておこう。」という話になるのだ。

    これは本当で、ダイヤモンド以外の宝石で特によく見られる。
    ダイヤモンド以外の宝石は”色石”と呼ばれて区別されることが多いのだが、「色石は価値が付きませんよ~」なんて話が平然と会話で出て来ることがある。

    でも、そんなことは決してない。
    品質評価が難しいから、二束三文でしか値段を付けませんという話である。

    ダイヤの鑑定書・宝石の鑑別書とは何か?

    鑑定書の他に、鑑別書という言葉を聞いたことがある人も多いだろう。
    (※鑑別書は鑑定書の表現の揺らぎではなく、また別の書類である。)

    鑑定書は”ダイヤモンドのみを対象”としており、鑑別書は”宝石全てを対象”にしているものだ。

    【鑑定書】はダイヤモンドの品質評価に特化した物であり、4Cの評価が記載されている。
    【鑑別書】は、宝石に対して科学的な検証を行い、物質調査した結果の書類である。

    つまり、宝石の鑑定書はダイヤモンドにしかなく、それダイヤモンド以外の宝石は鑑別書が発行されている。

    素人にも分かりやすく、両方を”鑑定書”と表現している宝石店もあるが、実際には別々の書類なので注意しよう。

    鑑定書はダイヤモンドの4Cを評価するための書類

    ダイヤモンドの鑑定書の見本をまずはご覧頂こう。

    【GIA鑑定書の見本】

    1.「ダイヤモンド グレーディング レポート」
    ※一番ベーシックな物(画像出典:https://www.brilliance.co.jp/perfectguide/report2)

    report_gia_report2

    2.「GIA ダイヤモンド ドシェ」
    ※簡易版、1と比べコンパクトなサイズ感(画像出典:https://www.brilliance.co.jp/perfectguide/report2)

    report_gia_reportdossier

    鑑定書が評価しているのはダイヤモンド品質であり、主にこの書類でダイヤモンドの「4C」を確認している。

    4Cとは、ダイヤモンドの品質(美しさ)を評価するにあたって、特に重要である4つの要素の頭文字を指している。

    ダイヤモンド評価の4要素とは、カラー(color)・カット(Cut)・クラリティ― (clarity)・カラット(Carat)の4つである。


    <4Cのそれぞれを項目別に解説>


    【カラー】

    カラー(color)とは、ダイヤモンドの色合い、トーンを意味している。ダイヤモンドは無色透明が最も美しい品質とされており、アルファベットによって微妙な色の違いを区分けしている。一般的なダイヤモンドと異なり、ブルーやレッド、ピンクなど特別な色を持つダイヤモンドは「カラーダイヤモンド」として区別され、色合いの評価も別の枠組みで判断される。

    Color(カラー)
    GIA
    D
    EF
    G
    HIJ
    K
    LM
    N・・・Z
    備考完全に無色透明無色わずかな黄色薄い黄色・・・黄色

    ※表出典:https://www.rakuten.ne.jp/gold/wsp/diamond/4c.html

    【カット】
    ダイヤモンドを美しく輝かせるために、原石を人工的にカットし、煌びやかな宝石として磨き上げる。もちろん繊細な技術を要求される作業であり、カット一つでダイヤモンドの輝きが大きく変わってくる。特に綺麗なカットについては、ダイヤの表面にハート模様が浮き出ることから、H&C(ハート&キューピット)とも呼ばれている。

    Cut(カット)
    GIA
    Excellent
    VeryGood
    Good
    Fair
    Poor
    備考最上級品
    光学的に理想
    理想的良好やや劣る劣る

    ※表出典:https://www.rakuten.ne.jp/gold/wsp/diamond/4c.html

    【クラリティー】
    クラリティー(clarity)とは、ダイヤモンドの内包物(中の汚れや傷)を評価する項目。もちろん、全く内包物が確認できないダイヤが最高であるが、自然の産物ということもあり、どうしても微量の内包物はある。その内包物が美しさにどれだけ影響してしまっているか?ということをここで問われている訳だ。肉眼で内包物が確認できるダイヤは明らかに質が悪い、一見して内包物が確認できない場合でも、顕微鏡によるチェックで細かく判定される。

    Clarity(クラリティ)
    GIA
    FL
    IF
    VVS
    VS
    SI
    I
    1
    2
    1
    2
    1
    2
    1
    23
    備考10倍の拡大で無傷10倍の拡大で微小な表面の欠点10倍の拡大で発見困難な欠点10倍の拡大で発見が多少困難な欠点10倍の拡大で発見が容易、肉眼では困難肉眼で容易に発見できる

    ※表出典:https://www.rakuten.ne.jp/gold/wsp/diamond/4c.html

    【カラット】
    Caratはダイヤその物の質量を表したものだ。重さをカラットに変換しているため、単純な大きさではなく重さであることを覚えておこう。カラット数が大きいものは勿論価格が高い訳だが、大きければ良いという訳ではない。需要が無くては売れないため、リングやネックレスの大きさに合わせ、最も需要があるサイズ(~5カラット)くらいにカッティングされることが殆ど。

    Carat(カラット)
    カラット
    2.0ct
    1.0ct
    0.7ct
    0.5ct
    0.4ct
    0.3ct

    0.2ct

    重量
    0.4g
    0.2g
    0.14g
    0.1g
    0.08g
    0.06g
    0.04g
    直径
    約8.1mm
    約6.0mm
    約5.5mm
    約5.0mm
    約4.5mm
    約4.0mm
    約3.5mm

    ※表出典:https://www.rakuten.ne.jp/gold/wsp/diamond/4c.html


    ちなみに、世界各国にある「ダイヤ鑑定機関」の中でも、特に権威があって世界的に信頼されているのは、冒頭で紹介した”GIA(米国宝石学会)”の「ダイヤモンド グレーディング レポート」である。

    <GIA「米国宝石学会」>
    https://www.gia.edu/JP/home

    鑑別書は宝石を科学的に物質調査した書類

    次は鑑別書の見本をご覧頂こう。

    【GIAカラーストーン レポートの見本】
    ※画像引用:https://blog.houseki.co.jp/gia_tokyo/

    その物質の鉱石名・人工/天然の調査結果・人工処理の有無や種別などを一覧にしている。

    ダイヤモンド以外の宝石の品質評価には、鑑別書を用いているのだ。

    安いカラーストーンには鑑別書が付けられないこともあるので、鑑別書が無い=グレードの低い宝石と思われてしまうこともあるので注意。

    ダイヤモンドは圧倒的な需要・流通量を誇る「宝石の王様」であるため、価値を評価できる熟練の鑑定士もその分多く居る。

    ダイヤモンド以外にも宝石は沢山ある訳だが、需要や流通量はダイヤモンドに比べれば圧倒的に少ない。つまり鑑定が行える人も数少ないのだ。

    こうなると、色石は価値が付きませんと二束三文で買う業者が出て来る。しかし、鑑別書があれば大半の業者は値段を付けてくれるだろう。

    鑑定書無しのダイヤを高く売る「3箇条」

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    さて、ここまで鑑定書・鑑別所の違い・価格差について説明してきた。

    ダイヤモンドについて少し知識のある人ならわかるが、鑑定書は取引の際に提示を求められることが多く、ダイヤの品質が細かく記録した書類は大切に保管しておくべきものだ。

    つまり、鑑定書が無いということは、希少価値の高いダイヤモンドとは考えにくく、持ち主も無頓着な印象を査定員に与えてしまうだろう。

    ここからは、リユース業界のプロとして“鑑定書が無いダイヤモンドを高く売る”ための3箇条をお伝えしていこう。

    【鑑定書が無いダイヤを高く売る3箇条】
    1.口コミ調査を「SNSとGoogleMap」で見る

    2.査定比較を絶対に行うこと。
    3.絶対に焦らないこと。

    正直な話、鑑定書の有無に関わらずこの方法は有効であるので、ダイヤ以外にも応用してご活用いただけると幸いである。

    では、一つずつ解説していく。

    ダイヤ買取業者の口コミを「SNSとGoogleMap」で見る

    ダイヤ買取で損する人の特徴①・・・買取業者の口コミ調査をしっかりやっていない。

    嫌な思いをしないためにも、近所の買取店をいくつかピックアップし、サービス名や会社名で口コミを調べていこう。

    オススメする調査方法は「SNS(Twitter/Instagram)とGoogleMap」の併用。

    SNSは口コミの操作が行い難く、怪しい投稿はアカウントを見れば投稿履歴で見抜ける場合が殆ど。文章以外にも、査定内容や実際の対応例を画像や動画で閲覧できる可能性もあり、貴重な情報が手に入る可能性が高い。Twitterは複数アカウントの所持に制限を掛けている兼ね合いもあって、怪しいツイートは減少傾向にあるだろう。

    GoogleMapの口コミレビューは、信憑性の高い投稿が多く、使える口コミが投稿されているという印象。口コミ投稿に関して、Google社が広告的な投稿を全面禁止しているため、サクラレビューは規約違反として消去されている。最高評価よりも、中間・最低評価を中心に確認しよう。その方が具体的な指摘やクレームといった、業者側が普段あまり見せたくない内容を閲覧できるのも利点の一つ。

    逆にNGな方法としては「ブログ記事」「口コミサイト」などを挙げたい。

    NG理由・・・口コミの操作が行われていたり、そもそもアフィリエイト(※)への誘導であることが殆ど。
    (※サービスの利用・サイトへのアクセスで報酬が発生する成果型広告のこと。)

    SNS・GoogleMapなどで口コミを調べ、問題なさそうであれば、売却先の候補としてメモしておこう。

    ここまで終わったら、次に移る。

    ダイヤの査定結果を比較すること

    ダイヤ買取で損する人の特徴②・・・買取業者の査定結果を全く比べていない

    驚くべきことに、ダイヤモンドの売却で複数社に連絡する人は全体の半分以下の割合。つまり、多くの人は”最初に査定依頼した買取業者にそのまま売っている”のだ。

    一社だけの査定で売却を判断することは絶対にやめて頂きたい。

    冒頭の表を見た方は分かると思うが、業者毎に買取価格が違いすぎるからだ。

    比べることで平均的な市場価値も分かり、提示された条件の有利/不利を判別できるようになるためにも、必ず複数の査定データは集めておくべきである。

    口コミ調査が終われば、次はWeb査定・写真査定などを使い、売却候補の会社にダイヤの簡易査定を依頼してみよう。

    査定結果を受け取ったら、実際に提示された条件を吟味し、売却先を選ぶ作業に入っていく。

    ちなみに、宝石の一括査定サービスを利用すると、一社ずつ査定フォームを入力する手間・悪質な業者を省いて依頼が出来るので楽で良い。
    (査定結果でアピールするため、買い叩きを目的とする業者は参入していない。)

    【宝石査定の窓口】24時間OK 完全無料
    https://brand-satei.me/hoseki/

    ダイヤの売却を急かされても焦らない

    ダイヤ買取で損する人の特徴③・・・売却を焦って損をする。(一番多い失敗例)

    ダイヤ買取店から「今決めてくれれば〇〇万円にします。」「他も同じくらいですよ。」「価格が下がり気味です。」など、売却を迫ってくる営業トークを聞いた人も多いのではないだろうか。

    買取店の多くが最初に「他は周られましたか?」と鑑定価格とは関係ないことを聞いてくるのには理由がある。

    なぜなら、”最初に持ち込んだお店で売却を決めるユーザーが大半”であるからだ。

    他のお店を周っているようであれば、会社名と査定額を聞いて、まだ勝負できるか判断する。

    他店に持ち込んでいないようであれば好都合、最初に買取額を印象付けることができる。

    このように、結局は相手の出方を伺って、買取店が出せる限界の勝負額は温存していることが多い。

    他店に行ってほしくない、価格の交渉は避けたいというのが本音。冒頭のセリフは営業トークの基本のようなものだ。

    大体、お客さんを焦らせて売却を迫ってくる・選択肢を狭めてくるような買取店は優良な業者だとは思えない。

    本当にユーザーのことを考えてくれるのであれば「他店も回られてみてはどうですか?」「もし、他店が高ければお電話ください。」とお客さんの選択肢を増やしてくれるだろう。

    ダイヤの価値は簡単に下落するものではないので、査定結果に納得出来なければ、時期を改めても全然問題は無いだろう。

    まとめ

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    最後に、本記事の内容を簡単にまとめておさらいしよう。

    一つ、ダイヤモンド鑑定書の有無は買取価格は関係ない。
    しかし、品質の判断材料が欠けることで、安く見積もる業者が増えてしまうので、あった方が良い。判断材料が欠けても自信を持った鑑定が行えるお店であれば全く問題はないだろう。

    二つ、鑑定書の無いダイヤモンドを売るなら、業者選びが最重要。
    まずはSNS・GoogleMapで評価を見て、良さそうな業者を複数メモする。次にWeb査定・写真査定などの簡易査定で各社の提示条件を確認。最終的な候補を条件比較で絞って決める。

    三つ、ダイヤ売却は焦らず、選択肢を狭める業者に注意する。
    「今売らないと…」という気持ちを煽ってきたり、行動の選択肢を狭めるように話を進めてくる業者は警戒する。むしろ「こんな方法もありますよ」と選択肢を増やしてくれるようなお店は信頼できる。ダイヤモンドは簡単に値崩れする物ではない、無理やり売らずに時期を改めてもいい。

    ダイヤ売却に鑑定書の有無は本来関係ない。鑑定士の力量や設備が問われる部分が大きなウエイトを占めてくるので、結局は査定依頼を行うお店が最重要という訳だ。

    結局は、複数社に送ったWeb査定の結果をヒントにお店選びを行う訳だが、このような場合には宝石査定の窓口がオススメ。

    複数の買取店へ一度に査定依頼を送れるというサービスで、業者側は買取チャンスが増える・利用者は最も良い条件のお店が見つかるという、双方が嬉しい仕組みになっている。

    査定比較を嫌がるような、安く買いたい業者は参入しないので、元々の査定額も高めというメリットも魅力の一つ。査定比較が前提のサービスなので、業者側に競争心理が働くのも高価買取に繋がっているという訳だ。

    気になる方は、一度下記ページを見に行っていただきたい。

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    鑑定書のないダイヤが高く売れることを祈って。

    読んでいただきありがとうございました。

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